茶具褥は煎茶の席で煎茶道具飾りの下に敷かれます。
決まった大きさはなく、横幅は畳の幅よりもやや短く80cmから85cm前後の物、縦は60cm程のものがよく使用されています。
生地は、正絹・木綿・麻・毛織物など多様な素材が使われ、柄も無地や名物裂柄などありますので、柄や色にも特に決め事はありません。
使用する際は他の煎茶道具との兼ね合いをみて全体に調和をもたらすような茶具褥を使用する事が肝要だと言われています。