炉屏とは炉先に置く屏風の事をいいます。
桐を使用した二曲(2つ折り)、四曲(4つ折り)のもの、細い竹材を氷裂に組んだもの、表具に仕立てて、宗匠や画家、絵付師などによる書画が書かれているものもあります。
茶道具でいう結界の様に衝立のような形状の物もあり、茶道における風炉先屏風や結界の様な役割をしますが、どの形状のものでも茶道具の屏風の程の高さはありません。