土屋雲善の布志名焼海老茶碗
作家名: 土屋雲善
更新日: 2014/3/28
布志名焼海老茶碗買取りました!!
今回、いわの美術がお買取りしたお品物は布志名焼海老茶碗です。
布志名焼は島根県松江市玉湯町にて焼かれる焼物の事で、江戸時代では松江藩七代藩主松平不昧の御用窯として、松平不昧公好みの茶陶を制作していました。
布志名焼の特色は、黄釉や出雲青地と呼ばれる釉を用いた作品で、明治の終わり頃には国内だけではなく、海外でも人気を博しました。
島根には布志名焼以外にも多数の窯場があることから総称して楽山焼きとも呼ばれています。
今回、お買取りした茶碗も布志名焼の代表的なデザインである海老が描かれた茶碗です。
布志名焼海老茶碗は松平不昧好みの茶碗として知られており、この他にも鶴を描いた御本写立鶴などもございます。
出雲青地が美しく、海老の絵付けを際立たせているお品物で、共箱付でお買取り致しました。
土屋雲善の作品買取ます!!
今回、お買取りした布志名焼海老茶碗は、土屋雲善の作品です。
土屋雲善は、代々作陶を行っている家系で、松江藩七代藩主松平不昧の御用窯として茶陶を中心に様々な焼物を制作してきました。
そのため、松平不昧に「雲善」の号を授かり、以後、窯名を雲善窯とし、当主は土屋雲善と名乗るようになりました。
雲善窯では2代の頃に松平不昧好みの名品を生み出したとして瓢形印を拝領しました。
そのため、土屋雲善の作品にはお写真にもありますように瓢箪型に「雲善」の印が入れられています。
また、3代の善六は色絵に秀でた作品が多く布志名色絵の先駈けとなっており、土屋雲善の色絵付作品の鮮やかさでは群を抜いています。
いわの美術では土屋雲善の作品の高価買取を行っております。
ご売却をお考えでしたら、茶碗の種類、共箱の有無などが買取額に影響してきますので、しっかりとお伝え下さい。
たくさんの買取依頼のご連絡心よりお待ちしております。
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