遠山釜
作家名: 金森紹栄
更新日: 2014/3/21
遠山釜買取ました!!
今回、いわの美術がお買取りした作品は遠山釜です。
茶釜は茶道において無くてはならない存在で、現在では古い時代に造られたものから、新しい時代に造られたものまで、お値段もピンからキリまでございます。
そのため、中古の釜は需要が多く、いわの美術でもお買取りを行っております。
今回、お買取りした遠山釜は、筒型の風炉用の釜で、茶道では炉の季節と風炉に季節に分かれており、使用する釜や他の道具も変わってきます。
遠山釜は鵬雲斎御家元が御襲名後、好まれた窯で、その名の通り、遠くに見える山々のような文様が入っており、山全体は小霰地紋になっているのが特徴です。
釜環、共箱付で、鋳物師・金森紹栄の作品でしたが、内側に錆びが出ていましたので、その分がマイナス評価となってしまいました。
茶釜は水気をしっかり切って乾燥させ、湿気の少ない場所で保管をしておかないと今回お買取りした遠山釜のように錆びが出てしまいます。
茶釜買取ます!!
先ほども少しお話に出てきましたが、茶釜には大きく分けて炉用と風炉用に分けられております。
しかし、お買取りでは炉用、風炉用関係なく茶釜自体の持つ評価でお買取額を決めております。
古い時代に造られた茶釜でもしっかりと手入れをしていれば100年200年は使えるのが茶釜の良いところです。
茶釜の買取では有名な作家の作品や、古い時代の物などには高価買取が期待できます。
ただし、練習用の安価な茶釜は綺麗な状態でもお買取りが難しい場合もございますが、他の茶道具と合わせてお買取りをする場合もございますので、どんな茶釜が買取対象なのか分からなくても、まずはいわの美術までお気軽にご相談下さい。
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