桝方鉢 乾山春雲錦文
作家名: 三浦竹軒
更新日: 2014/2/18
桝方鉢買取りました!
こちら神奈川県川崎市でお買取りさせて頂きました、三浦竹軒の桝方鉢です。
写真を見て頂くと分かりますが、少し変わった形をしていますね。こういった形は四方鉢とも呼ばれます。
雲錦文とは桜と紅葉を描いた文様のことをいいます。
満開の桜を雲に、鮮やかに色付いた紅葉を錦に見立てたことから付いた名称で、春と秋を代表する文様であるため、1年を通して使用できる意匠として用いられてきました。
描かれているのは光琳風に意匠化された雲錦文様で、尾形乾山や仁阿弥道八が得意として作品にしていたものです。
三浦竹軒の作品買取ります!
作者の竹軒は元々三代目三浦竹泉として知られた陶芸家です。
兄であった二代竹泉が早世し、その息子も幼少であったため、1921年に三代目として竹泉を襲名しました。
1931年二代竹泉の長男である庸蔵に四代竹泉を襲名させると、自身は分家して今回の品物の作者、初代三浦竹軒を名乗ります。
三浦竹軒は赤絵や金襴手を得意とし、煎茶道具を中心に菓子器や花器、香炉などの茶陶を制作し、政府認定の技術保存資格者にも選出されています。
いわの美術では三浦竹軒の作品買取を行っています。
もちろん三代目三浦竹泉の頃の作品もお買取りします。
三浦竹軒、三代目三浦竹泉の作品買取はいわの美術にお任せ下さい。
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