由水常雄の白瑠璃碗
作家名: 由水常雄
更新日: 2013/11/29
白瑠璃碗を買取ました!!
今回、いわの美術でお買取りしたお品物は由水常雄の白瑠璃碗です。
この白瑠璃碗は正倉院に残されているガラスの器を由水常雄によって技術復元され制作されたたものです。
4〜6世紀頃のササン朝ペルシアのキッシュにあった王室工房で作られたものを復元したもので、この形はユーラシア各地で数百点発掘されており、当時の世界的エストセラー作品でした。
また「瑠璃」とはガラスのことで、碗の全面に施された円文切子は光を反射して宝石のように輝き、万華鏡のように反対側の切子を無数に映し出していてとてもガラスでできているとは思えないほど美しいのが特徴です。
由水常雄の作品買取ます!!
由水常雄は日本の歴史研究者でもありガラス工芸家でもあります。
チェコ政府招聘留学生としてプラハ大学でガラス工芸史、東西美術交渉史を専攻し、正倉院に伝来したガラス器を、実験考古学的手法で自ら復元し研究を重ねました。
それをきっかけに古代以来の世界各地の出土ガラス器の技法を研究し、古代の断絶していたメソポタミアのモザイク・ガラス技法、パート・ド・ヴェール技法、イスラムのラスター彩など様々な技法の復元に成功します。
また、この技法を誰でも自由に使えるように一般公開するなどガラス工芸界に新風を巻き起こしました。
いわの美術では世界的にも評価のある由水常雄の作品の買取を行っております。
ご自宅に眠っている由水常雄の作品がございましたら、日本全国で買取を行っているいわの美術にお任せください!!
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