買取実績紹介

村瀬治兵衛 茶托5枚

作家名: 村瀬治兵衛
更新日: 2016/8/7

村瀬治兵衛の作品買取ました

今回いわの美術がお買取したお品物は村瀬治兵衛の茶托5枚です。
茶托は湯呑などお茶の入った器の下に敷く受け皿のようなもので、日用的にはあまり使われませんが、お客様にお茶を出す時などに良く用いられています。
ちなみに茶道において茶托を使用する事はありませんが、天目台という茶托に似た道具はあります。
村瀬治兵衛はいわの美術でもよく買取を行う作家で、代々名古屋の木工ろくろの木地師として活躍している事から多くの名品を残してきました。


今回のお買取では共箱はありませんでしたが、「治兵衛」と彫られていた事から村瀬治兵衛の作品という事が判断でき、木目の美しさが際立つ素晴らしいお品物でした。
そのため、茶托だけですがなかなかの買取額でお譲り頂きました。

村瀬治兵衛の作品買取ます

村瀬治兵衛の初代は「透かすと向う側の光が見える」と言われたほど薄手の挽物を得意とし、また荒挽の大胆さも見る事ができた事から力量を買われ、北大路魯山人の木地師、塗師としても活躍を見せました。
初代から続く村瀬治兵衛も伝統技術を受け継ぎながら時代のニーズに合う作品を作り続けており、現在は新しい市場を開拓しようと試行錯誤をしながら制作に取り組んでいます。
また、自らも日用食器は漆器を用いるなど自分たちから漆器の良さをアピールしています。
分業を行わず全ての工程を自ら手掛ける村瀬治兵衛の作品は、最後までこだわり抜いて作られている事を感じさせてくれる独創性の高い作品が目立ちます。
中古市場でも高値で取引される事の多い村瀬治兵衛の作品の買取先をお探しであれば、年間に多くの買取実績を持ついわの美術にお任せ下さい。