買取実績紹介

浩明宗然 茶掛「雲外一閑身」

作家名: 浩明宗然
更新日: 2016/6/24

浩明宗然の作品買取ました

今回いわの美術がお買取したお品物は浩明宗然の茶掛です。
浩明宗然は大徳寺派12代管長、博多崇福寺101世住職に就任し、花園大学講師をつとめた臨済宗の僧で、浩明宗然の墨蹟は美術年鑑にも載るほど価値が高いものとされています。
茶掛は禅僧の墨蹟が不動の位置を占めており、中古市場でも高値で取引される事の多いお品物です。


今回お買取りした浩明宗然の茶掛は「雲外一閑身」と書かれており、「30年余り友達もなく、世間を超えたこの場所であらゆる拘束を離れて無碍自在の境地の中にただ一人身を置いている」という意味を持ち、説法が上手な中国明代曹洞宗の僧・雲外雲岫(うんがいうんしゅう)が残した自賛の句の一つです。
シミやシワなどのマイナス要素も少なく、比較的綺麗な状態でした。
また、共箱と呼ばれる作品を収納する木箱に箱書などが記されていた事もプラスの評価となり高価買取で対応致しました。

浩明宗然の書付道具買取ます

茶道具は共箱に書付と呼ばれる作品を証明するための「極め」が書かれている事がございます。
極め書きをするのは茶道の家元であったり、大徳寺の住職などが行う場合が多く、こういったお品物は高価買取が期待できます。
浩明宗然も大徳寺の住職をつとめた人物ですので多くの極め書きを行ってきました。
ご自宅にある茶道具の中に浩明宗然の書付道具がございましたら高価買取となるかもしれませんので、仕舞ったままになっているようでしたら一度査定に出してみませんか?
いわの美術では査定・見積など無料で行っており、買取不成立であっても費用を請求する事は一切ございません。
また、何か箱に書いてあるけれど書かれている文字が読めない場合はメールやオンライン査定からお問合せ頂ければ画像を添付する事ができます。
いわの美術では送られてきた画像を読み解き、査定額を折り返しご連絡する簡易査定を行っておりますので、詳しい事が分からない方でもお気軽にご相談下さい。