渡辺可映 竹台子
作家名: 渡辺可映
更新日: 2015/7/26
渡辺可映の竹台子買取ます
今回お買取したお品は、棚物の組み立て式竹台子で、茶道具の指物師として全国的に知られた渡辺可映の作品です。
竹台子とは、台子の一種で四本の柱に竹をもちいたものです。当初は、室町時代中期の茶人村田珠光が好んだとも伝えられますが、現在、主に使われているのは、天板と地板に桐木地を用いた利休好みです。
お買取した竹台子の竹の柱は、二節が二本、三節が二本のものですが、通常、竹台子には、客柱(右側)と角柱(左向)を三節、向柱(右向)と勝手柱(左前)を二節にして設置されます。
お買取した渡辺可映の竹台子は、水指を置いた跡など、殆ど気にならない程度のシミなどがみられましたが、それ以外は気になるような難点はなく、総じて好評価にてお買取させていただきました。
台子買取ります
いわの美術では、数ある茶道具の棚物の根源ともいうべき道具である台子の買取を行っています。
台子は、茶道具を飾る棚で、真塗の角四本柱の「真の台子」、今回買取の竹台子のような桐木地の竹四本柱の「行の台子」、二本柱あるいは木地の四本柱の「草の台子」に分けられます。
真台子、竹台子、及台子、高麗台子、爪紅台子は、あわせて「五つ台子」と称されます。
お使いになっていない台子がございましたら、ご売却してみませんか?
台子などの棚物の買取査定では、種類によっても買取査定額が異なり、また歪みや汚れ、共箱の有無などにより、買取評価にも差がございます。ご処分・ご売却予定の台子などの棚物がございましたら、まずはお電話・メールなどでお気軽にお問い合わせ下さい。
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