山本閑浄の茶飯釜
山本閑浄の茶飯釜買取ました
今回お買取致しましたのは、釜師 山本閑浄作の茶飯釜です。鉄製で重さは3kgほどあり、替え蓋付で買取致しました。
茶飯釜は茶飯茶事に使われます。茶飯釜の形状は、口造りが大きく広い皆口で、羽がつき、丸底の飯炊釜の形をしています。
湯を沸かす炉を使って、ご飯を炊き、それを皆でいただくというもので、茶飯釜の茶事は少し特殊な茶事として、茶道を嗜まれる方の間では楽しみにしている人も多い茶事です。
茶飯釜は側面に清巌宗渭の語「飢来飯」「渇来茶」と鋳出してあります。 飢来飯は、お腹がすいたらご飯を食べにいらっしゃい、渇来茶は喉が乾いたらお茶を飲みにいらっしゃいということだそうで、茶のおもてなしの心を示しています。
今回買取の山本閑浄の茶飯釜は、作者の箱書き・落款付の共箱がついており、釜の水漏れなどみられませんでしたが、釜に錆びやカビがあり若干のマイナス評価となってしまいました。
茶釜買取ます
錆ついて使えないから...と押入れなどで眠っている茶釜はございませんか?いわの美術ではご処分にお困りの茶釜の買取を致しております。
いわの美術では、錆がついてしまった茶釜でも買取査定の対象となっておりますが、マイナスの評価となってしまいます。 茶釜は金属でできているため、表面が酸化するのは当然で、錆による変化も持ち味ともいえますが、それも扱い方や保存、お手入れにより左右されます。茶釜の使用後は、お湯や水で軽く洗い、表面や底の灰や湯垢をよく落とし、木綿などで軽く拭き取り残火の余熱で十分に乾かします。出来れば2、3日風通しのよい場所に置いて完全に湿気を除くとよいそうですが、近年の住宅事情ではなかなか難しいかもしれません。
茶釜をしまう時は、包まず裸のまま箱に入れるのが一番よいとされています。 古い時代に造られた茶釜でも、しっかりと手入れをしていれば百年、二百年と使えるのだそうです。
茶釜の買取では有名な釜師の作品や、古い時代のお品物で状態のよいものなどには高価買取も期待できます。茶釜の作者など、よくわからない場合でも遠慮なくいわの美術までお問い合わせください。いわの美術では茶釜などを含めた茶道具の買取実績を豊富に有しておりますので、お買取をお考えの茶釜の写真をお撮りいただき、メールに添付してお送りいただければ、買取査定スタッフがお調べして、折り返し買取に関するご連絡を致します。茶釜の買取なら、いわの美術にお任せください。