鐵釉青丹彩俵壷
作家名: 河井敏孝
更新日: 2014/9/24
信楽焼買取ました!!
今回買取したお品物は信楽焼の花入で河井敏孝の作品です。
河井敏孝は釉薬の研究に励み独自の作風を開拓し、日用品の中にある「用の美」を追求した民芸運動の中心で活躍した河井寛次郎の孫で、祖父である寛次郎の作陶精神を受け継いでいます。
買取した信楽焼は滋賀県の中でも主に甲賀市の信楽で作られている陶器で、瀬戸、常滑、丹波、備前、信楽、伊賀の日本六古窯の1つとして知られています。
信楽焼の発展は近所の丘陵から質の良い陶土が産出され、奈良や京都に近かったこともあり、素朴さと日本風情の表情が茶陶信楽として茶人や文化人に親しまれて広まっていったとされています。
今回買取した信楽焼は茶道具では花入となるお品物で、共箱や栞付きで酷いキズや割れも無く、状態の良いお品物だった事と人気作家である河井敏孝の作品という事もあり高価買取となりました。
買取した信楽焼は「鐵釉青丹彩俵壷」と書かれており、鉄釉から発色された茶色や柿色が洗練された若々しい赤を感じ、俵型の花入全体から頑丈そうな土の生命力と受け継がれた寛次郎の言葉「有名は無名に勝てない」のスピリッツが伝わってくる素敵なお品物でした。
信楽焼買取ます!!
今回買取したお品物は信楽焼の花入れでした。
花入には格付けの真・行・草があり、お点前の真・行・草とは違う事もありますが、買取した信楽焼の花入は「草」として扱われます。
花入は茶道で大切な道具で、作られた時代によって格式が高くなり桃山期に作られた信楽焼の花入は珍重されており、高価買取も期待出来ます。
また、信楽焼には多くの作家もいらっしゃいますので、作家によっては高価買取で対応しておりますので、お引越しや遺品整理で信楽焼の茶道具が出てきましたら、まずはいわの美術までご相談下さい。
お電話、メールでのお問い合わせ心よりお待ちしております。
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