和田菁竺の御所籠
作家名: 和田菁竺
更新日: 2014/8/9
御所籠セットの買取を行いました!!
今回、いわの美術がお買取したお品物は、御所籠セットです。
御所籠とは裏千家13代・円能斎が皇室より頂いた化粧籠の事で、御所籠は旅先でお茶を一服いただけるように御所籠に手前道具一式を入れた携帯用のものとして使用されていました。
それを元に裏千家14代・淡々斎が色紙点(しきしだて)という御所籠を用いた点前を考案し、茶道具の携帯用のものとしてではなく、座敷や庭でのお点前でも使用されるようになりました。
御所籠セットは通常の茶箱と違って沢山の付属品があります。
茶碗(2個)、茶筅、茶筅筒、茶杓、茶杓袋、茶器(仕覆付)、振出(網袋付)、建水、茶巾箱(仕覆付)、古帛紗(4枚)、大津袋(へだて付)が基本的なセットとなっております。
今回、お買取りした御所籠セットは茶筅と茶杓、建水はありませんでしたが、とても綺麗な状態で、竹工芸師・和田菁竺の御所籠でしたので、高価買取で対応させて頂きました。
御所籠セットの買取について
御所籠セットは、通常の茶箱と違ってたくさんの道具が入って、初めて御所籠セットとなります。
そのため、中古品の御所籠セットの買取でも道具が揃っているかどうかによって買取額が変わってきます。
もちろん、全てが揃っている方が良いのですが、「割ってしまった」「汚してしまった」などで欠けてしまう事があるかと思います。
そういった御所籠セットは「買取って貰えないのでは?」と思う方が多いかもしれませんが、いわの美術では道具が欠けてしまった分はマイナス評価となりますが、買取を行っております。
御所籠セットのご売却をお考えでしたら、日本全国で茶道具の買取を行っている、いわの美術にお任せ下さい!!
Copyright © 茶道具 買取・売却の極意 All Rights Reserved.